弱火でじっくり。手焼きのリラックスコーヒー。
注文後に焙煎するので、鮮度もバッチリです。

about

自家焙煎スペシャルティコーヒー豆のネットショップです。

手網と雪平鍋を使った「手焼き」で「じっくり弱火」にこだわって焙煎しています。
事業性を追求するのなら、機械で短時間で焙煎するのが正解かもしれません。強い火力でやれば、最短7分程度で仕上げることが可能です。

しかし、実は弱火でじっくり仕上げたほうが、コーヒーの味わいは豊かになるのです。
さらに、熱をどういった形で伝えるのか:伝導/対流/輻射 によっても、味の出方が変わってきます。
当店ではそういった点もふまえて様々実験した結果、前半手網・後半雪平鍋という2段構えで、15~20分の時間を掛けて焙煎するのがナイスであると考えています。
何よりも、焙煎度合いによって変化していくコーヒー豆の表情を直接見ながら仕事ができるのは、タマラナイ楽しみでもあります。
ぜひ、きめ細かな「手焼き」の味わいを体験してみて下さい。


また、焙煎は注文を受けてからおこないます。

実は「焙煎したて」のコーヒー豆は、そんなに美味しくありません。
コーヒーは焙煎後もゆっくりと化学変化やガスの放出が続いています。それらがコナレて、飲んで美味しいバランスになるのが「焙煎後2~3日目」だと言われています。
ですから当店のようなネットショップの場合、注文を受けて焙煎開始し、その日のうちか、または翌日に発送することで、焙煎後約2日目の「飲み頃」をお届けすることが出来ます。
鮮度のある商品と通販は相性の悪いように思われるかもしれませんが、コーヒーに関して言えば上記のようなカラクリがあります。
いつ焙煎したか分からない豆を売っているリアル店舗よりも、当店の豆の鮮度は優れていると、自信を持って言えます。


「ねむりや」という屋号には「眠くなるくらいのコーヒータイムを提供したい」という思いを込めています。
ガツンと目を覚ますためにコーヒーを飲む、そういう方も多いと思いますが、それってツマラナクないですか?
イヤイヤ会社に行くためのコーヒー。
眠いけど寝るわけにはいかないからコーヒー。
何かやらなきゃいけないことがあって、そのために仕方なく飲むコーヒーって、美味しいですか?
もちろん、せわしない今の世の中でそういうあり方が求められちゃってるわけですが、そういうコーヒーの飲み方が無くなってこそ、成熟した社会なんじゃないかと思います。
私が提供するコーヒーは、リラックスタイムのお供でありたいと思います。

2020年2月1日、カフェをオープンしました。